はじめに
増税の時期が近づいてきましたね。
増税の話とともによく耳にするのは、ポイント還元というフレーズもよく聞くようになってきました。
ポイント還元とは?
大体は分かるけど、いざ人に聞かれるとしっかり説明できますか?
このブログを読めば、しっかりと理解することができ、説明できるようになります。
そして、何よりも増税後にお得なお買い物をすることができます!
なぜポイント還元をするの?
ポイント還元をする意図は2つあります。
①増税後の消費落ち込みを軽減させる。
②キャッシュレス化を促進させる。
増税後の消費落ち込みを軽減させる
2014年に消費税5%→8%に引き上げた時に消費が著しく落ち込みました。
当然人間の心理でいうと増税前に物を買っておいたほうが安く済むため、買い溜めをしておくというのは普通の行為です。
そのため、前回の増税の際には増税前に駆け込み消費が跳ね上がりました。
増税後に消費が落ち込んで、いくつもの企業が「商品が売れない!」と業績がなかなか上がりませんでした。
そこで、今回の増税ではこのような出来事を避けるために、増税後の消費を落ち込ませないように「ポイントで還元して増税前よりお得に買い物できるようにしよう!」という国の推進がありました。
キャッシュレス化を促進させる
日本は世界的に見て「現金大好きな国」に分類されます。
現金だったら、今まで通り変化がなく楽に過ごすことができる。キャッシュレスってよくわからない。、、、、
本当にそのままでいいんですか?
増税されて、文句も言わずにウン十万円ぐらい損をするかもしれませんよ?
実際に所得税や住民税、固定資産税などで大量に税金を払っていますが、少しでも節税したくありませんか?
そんな人でも簡単に節税をすることができる方法が、現金からキャッシュレスに移すことなのです。
キャッシュレス化するとメリットがたくさんあります。
①海外に行くときに両替をする必要がない
②財布が軽くなる(小銭が増えない)
③ポイントが付く
などなど
これに対して、別にこんなの気にしない!という方もいると思います。
しかし、国としてはどうしても現金を減らしたいのです。
それはなぜでしょうか?
こちらも意図が3つあります。
①東京オリンピック・パラリンピックのキャッシュレス対応
②現金製造によるコストの削減
③脱税の防止
以上の理由があります。
これらの理由のためキャッシュレス化を進めていこうとしています。
ポイント還元期間
2019年10月~2020年6月までの9か月間
今のところ上記の9か月間はポイント還元対象期間となっています。
この期間の間だけポイント還元がされますので、うっかり「ポイントが付かない期間だった!」なんてことが無いように、期間はしっかり把握しておきましょう。
5%のポイント還元
キャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など)にて代金を支払った場合には、購入額の最大5%のポイントが付与されます。
5%も還元されるようになれば、かなりのお得感があります。
実際に、「増税前」と「増税後」でどれくらいお得なのか計算してみましょう。
洗濯機1台 10万円だとします。
増税前:10万円×8%=8,000円
支払金額:10万円+8,000円=108,000円
増税後: 10万円×10%=10,000円
支払金額:10万円+10,000円=110,000円
ポイント還元:110,000円×5%=5,500円
実質合計金額:110,000円-5,500円=104,500円
なんと増税後に買ったほうが3,500円もお得に購入することができます!
ちなみに、ポイントの付与は消費税込みの金額に対して還元されます。
注意点
ポイント還元についての注意点があります。
店舗によっては還元を受けられない店もあります。
基本的には中小企業や個人事業主が経営する店舗が還元対象となります。
もちろんコンビニやガソリンスタンド、ファストフード店も対象となっています。
どの店がポイント還元対象店舗かわからないということがないように、お店のどこかにこのような張り紙が出されるみたいです。
このチラシを購入の目印にしてみてください。
対象クレジットカード
全てのクレジットカードがポイント還元対象というわけでもありません。
自分が普段使っているカードが本当に還元対象かどうか確認をしてみてください。
「ポイント還元対象のクレジットカードの確認方法」
○○Pay
キャッシュレスといえばクレジットカードが代表的ですが、最近ではPayPayをはじめ、Line Pay、メルカリPayなど様々なQRコード決済が増えてきました。
楽天Payのようにクレジットカードと合わせて使うことができるものもありますので、ポイントの2重還元ができてしまうものもあります。
そのため、増税を機に様々なキャッシュレス決済をしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
少しでも安く今まで節約をしてきた方が多いと思いますが、今回の増税では「少し」ではなく「かなり」節約をする方法となります。
今回のような節税方法は今後あるかどうかわかりません。
そのため、キャッシュレスに対して少しでも深く理解していただいて、節税をしていただけたらと思います。
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