はじめに
有馬温泉街で味わうことができる金泉・銀泉の料金や無料で入ることができる足湯を紹介します。
茶褐色の金泉と白濁職の銀泉があり、どちらも効能が良く肌に良い源泉になっています。
温泉だけではなく、古風あふれる街並みも現実世界から非日常に導いてくれます。
時間に追われる日常生活から、少しだけでもゆっくりした時間を過ごすために、足を運んでみてはどうでしょうか。
どうしても時間がとれない方でも、有馬温泉街にはJR大阪駅から高速バスで約1時間程度で到着するため気楽に日帰りでも観光することができます。
金泉
有馬温泉人気NO.1の金泉です。
金泉は
ナトリウムや塩化物、鉄分を含んでおり、無色無臭で強い塩味や苦みがあります。
効能は
冷え性、疲労回復、打ち身、神経痛、関節痛、やけど、便秘、貧血・・・・・など数えきれないほどの効能があり、日ごろの疲れを吹き飛ばしてくれます。
館内は「一の湯」と「二の湯」があり、露天風呂はありません。
料金は金の湯と銀の湯を両方入浴する方のために2館券というものが販売されています。
こちらは、大人だと通常両方に入浴する場合1200円かかりますが、2館券を購入しておくと850円で入浴することができます。
つまり350円もお得なんです!
両方に入る方は必ず購入しておきましょう!
営業時間
営業時間 : 8:00~22:00(入館は21:30まで) 定休日 : 毎月第2・4火曜日、1月1日
料金
大人 : 650円 小人 : 340円 6歳未満 : 無料 2館券(金の湯・銀の湯) : 850円
金の湯
有馬温泉に来たらまずは「金の湯」を訪れてみましょう。
こちらは、金の湯が可愛らしいヒョウタンの形をした蛇口からかけ流し状態になっており、金泉のお湯を体感することができます。
金の湯は出始めは透明ですが、空気に触れると酸化して茶褐色になるという性質があるため、近くで見ると酸化している部分を見ることができます。
ちなみにこちらは飲むことができないのでご注意を!
足湯
金の湯のすぐ横には金の湯を使った「足湯」を無料で利用することができます。
適度な温度で長時間入っていられるので観光して疲れた時に足湯につかると疲れが吹き飛びます!
基本的に観光で来ている人が多いため、自分一人の世界につかるのもいいですが、近くの人と出身地トークをしても会話が弾むのでぜひ試してみてください。
タオルはついていないため、各自でもっていかなければなりません。
銀泉
銀の湯は
炭酸泉、ラジウムなどが含まれています。
効能は金泉と似ているところが多いのですが、相違している点を挙げていきます。
高血圧症、動脈硬化症、痛風、慢性胆嚢炎、胆石症、が銀泉にだけしかない効能になっています。
金泉と銀泉の両方に入ることで一段と健康状態になるため、W効果を得ることができます。
銀泉は大浴場、打たせ湯、蒸気式サウナがありますが、
金泉に比べるとやや小さめの浴場となっていますので料金も金泉より大人は100円安くなっています。
金泉・銀泉には手ぶらで行っていただくことができます。
シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーは無料で備え付けられており、
タオル、かみそり、歯ブラシ等は有料となっています。
営業時間
営業時間 : 9:00~21:00 (入館は20:30まで) 定休日 : 毎月第1・3火曜日、1月1日
料金
大人 : 550円 小人 : 290円 6歳未満 : 無料 2館券(金の湯・銀の湯) : 850円
源泉巡り
有馬温泉には5つの源泉があります。
天神泉源、御所泉源、極楽泉源、妬(うわなり)泉源、炭酸泉源
5種類あるのですが、基本的に源泉を囲っている建物の形は似ています。
そのため、同じものをさっき見たような?って思ってしまうかもしれません。
今回は泉源の形を3種類に分けてみました。
御所泉源
御所泉源は円柱状の形をしており、 天神泉源、御所泉源、極楽泉源、妬(うわなり)泉源 の4つは基本的にこの形をしています。
ちなみに、金泉には塩分と鉄分が豊富に含まれており、日本一塩分濃度が高いことで有名となっています。
妬(うわなり)泉源
天神泉源、極楽泉源、妬(うわなり)泉源 は鉄柱が立っていることが特徴です。
湯気が濛々と立ち込めているため近くに行くと熱気を感じることができます。
妬(うわなり)泉源 は美しい女性が近くに来たことで、お湯が嫉妬して噴き出してきたことが由来となって妬(うわなり)という名前になったらしいです。
炭酸泉源
炭酸泉源は他の泉源とは違って飲むことが可能です!
泉源をすくって飲むわけではなく、泉源の横に蛇口がありそこから飲むことができます。
実は炭酸泉源は炭酸ガスを含んでいたため、昔は砂糖を入れてサイダーとして飲んでいたらしいです。
実際に飲んでみると確かに炭酸水のような味がします。
有馬名物の炭酸煎餅の名前の由来にもなったと言われています。
有馬川
バスで有馬に来た人はバス停を降りてすぐ目の前に有馬川が現れます。
有馬川のすぐ横を歩けるようになっているため、暑い時期ならば冷たい川に足をつけてゆっくり過ごすこともできます。
ただし、雨が激しい日には増水してしまうため、立ち入ることはできないようになっています。
くつろぎ家
くつろぎ家は有馬温泉街にある一番人気のある飲食店です。
釜めし屋なのですが、値段が思っていたよりも安いんです!
観光地なのに市街で食べるよりも、もしかしたら安いくらいの値段設定なので行列ができていました。
私が訪れた時はちょうどお昼時だったため、1時間くらい待たなければ席に座れないくらいの混雑でした。
お昼の時間を避けていただくとスムーズに入店できますので、行く際には少し早めに行くことをお勧めします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
大阪から日帰りでも行くことができる六甲山のふもとに広がっている温泉郷は時間の流れがゆっくりに感じることができます。忙しい日常の気分転換として、日本ならではの和を感じながら過ごす非日常感をぜひ味わってみてください。
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